「フィンランド人と日本人は似ている」
フィンランドへ興味のある方であれば一度は耳にしたことのあるワードだと思います。
実際はどうなのか、体験談をもとにひも解いてみたいと思います。
フィンランド人の特徴
控えめな性格
多くのフィンランド人は目立つこと、人前に出ることに抵抗があり、褒められ慣れていません。
この時点で日本人とすごく似ています。
また、気の知れた仲間内以外では控えめにそっとしているのがよく見受けられます。
サッカーにおいても、ウォームアップなどで多くの選手が先頭へ行きたがらずに、誰かがしびれを切らして先頭へ行くのを待ち、始まる様子を何度も見てきました。
外国人選手や外国へルーツのある選手が盛り上げ役を引き受けるのがフィンランドサッカーの基本です。
その分、時間が経過し仲が深まると一気に距離が縮まる印象があります。

パーソナルスペースを重要視する
自分のスペースを確保し、見ず知らずの人とは徹底的に距離を取ります。
その理由は、広大な土地+家族や身内のみで生活を完結してきた歴史からきているそうで、意味もなく隣や近くにいることに気まずさを覚えるそうです。
その様子はバスや電車などの駅、公共交通機関などで顕著に見ることができます。
もちろん、チームスポーツであるサッカー現場では比較的明るくコミュニケーションをとる選手だらけですが、一般的なフィンランド人の感覚として、他人とは一定の距離を保つことで心地よさを覚えるそうです。
気遣いとリスペクトがある
多くの国にこのような文化がないと日本人を考えがちですが、フィンランド人は気遣いとリスペクトに満ちています。
恐らく性格的に似ているといわれることから分かり合える部分ですが、控えめながら挨拶してくれますし、お礼も言ってくれます。
ドアなども次の人間のために開けて待っていてくれます。
多くの日本人選手たちもフィンランド人はとにかく優しいと皆口をそろえて言っているのが、フィンランド人の良さを物語っています。
まとめ
今回はフィンランド人と日本人は似ているとされる理由を、フィンランド人の大きな3つの特徴をもとに考えてみました。
今まで出会ってきた多くの日本人が口をそろえて
「フィンランドは心地が良い」「フィンランドに住みたい」
などと言っていましたが、その理由は紛れもなくフィンランド人たちが自然に作り出している日本人にフィットする雰囲気にあります。
基本的には他人に干渉しすぎず、でも必要であれば当たり前のようにリスペクト精神を持ち助け合う
当たり前のようで当たり前じゃない。世界中を見渡してみると意外に珍しい文化がフィンランドにはしっかり根付いています。
もし初めての海外旅行や海外にまだあまり行き慣れてない方であれば、その第一歩としてへ是非フィンランドへ来ることをお勧めします。
海外旅行が安全かつ魅力的なものと身をもって体感できると思います。

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